ウルトラマンシリーズの歴史にみる女性の仕事の移り変わり

女性の仕事の歴史探索

女性の仕事の歴史を振り返って、これからの働き方を創造しよう

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女性の働き方を考えるきっかけとなったのは、市役所の男女共同参画事業推進部でパートのお仕事を始めたことでした。そのお仕事の内容が、女性の社会進出に関する資料の整理で、そこに集められた資料を斜め読みしているうちに、女性の仕事の歴史に興味を持つようになりました。私自身、5年ほどOLをしたあと、寿退社して、出産、ようやく3歳になった子どもを保育園に預けて、再開した仕事がこのパートだったのです。もし、そのとき子育てと仕事を両立できる環境にいれば、今も退職せずに仕事を続けていたかもしれないと考えてみたり、これからまさに子育てと両立できるフルタイムの仕事を探そうと考えてみたり、このパートのお仕事は刺激的なのです。もっと勉強をして、女性の仕事について発信していきたいと思っています。

ウルトラマンで見る女性の社会進出の歴史

ウルトラマンで見る女性の社会進出の歴史

ウルトラマン」といえば、ウルトラQやウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンタロウなど、子供だけでなく大人にも大人気の巨大変身ヒーローシリーズです。正義のヒーローであるウルトラマンが怪獣や宇宙人たちをやっつける勧善懲悪のストーリーは、ハラハラドキドキさせられると共に、後味がスッキリで見ていて気持ちがいいですね。このヒーローシリーズには多くの女性たちが登場するのですが、彼女たちの役割は時代と共に大きく変化していくのです。これは女性の社会進出と呼応しているように考えられます。

初期のウルトラマンシリーズの女性たちの仕事

1966年に始まった「ウルトラQ」では、社会部の女性記者兼カメラマンが登場。作中ではマドンナ的存在でした。その後始まる「ウルトラマン」では、科学特捜隊の通信、連絡係を女性が担当。1967年「ウルトラセブン」では、ウルトラ警備隊と医療班を兼務する女性が登場。1971年「帰ってきたウルトラマン」では、MATのオペレーター、連絡係を女性が担当。文武両道で男性隊員にも引けを取らない実力派です。1972年「ウルトラマンエース」では、TACに2人の女性隊員が登場。爆弾の専門家である通信担当の女性と、北斗隊員と共にウルトラマンエースに変身する、元看護師の女性。1973年「ウルトラマンタロウ」では、ZATの通信担当として女性が登場。ミニスカートをはいたアイドルのような存在でしたが、いつの間にか実戦にも加わります。1974年「ウルトラマンレオ」では、MACに2人の女性隊員が登場。後に殉職してしまうレーダー、通信係を担当する女性と、戦闘にも参加する通信担当の女性。1980年「ウルトラマン80」では、UGMに2人の女性隊員が登場。航空機の操縦や実戦にも参加する通信担当の女性と、非正規隊員の女性。
当初、女性の仕事はほとんどが通信担当で、実戦に加わることはなく、家庭的なキャラや、ナース服で男性隊員の健康を見守る、マドンナ的存在でした。

1990年代後半以降のウルトラマンシリーズの女性たちの仕事

しかし、ウーマンリブが叫ばれる時代になると、女性隊員は男性隊員にも引けを取らない実力派となっていきます。その後、「ウルトラマンエース」では、北斗隊員と共にウルトラマンエースに変身するなど、女性が主役級の扱いに。女性の人数も1人から2人へと、複数になっていきました。
その後、1996年「ウルトラマンティガ」では、女隊長と、女エースパイロットが登場。1997年「ウルトラマンダイナ」では、女性エースパイロット、1998年「ウルトラマンガイア」では女性のパイロットチーム、2001年「ウルトラマンコスモス」では副隊長でパイロット育成のリーダー、2004年「ウルトラマンネクサス」では有能な戦士である副隊長や訓練教官、2005年「ウルトラマンマックス」では女性エースパイロット、2006年「ウルトラマンメビウス」ではパイロットやオペレーターとして女性が登場しています。
現代に近付くにつれ、女性は隊長やエースパイロットなどその地位を確立していきます。また、女性ばかりのパイロットチームができるなど、女性の活躍が目覚ましいです。このように、テレビの中にも女性の社会進出の歴史が反映されていることがわかります。