明治時代からの課題だった女性の仕事と子育ての両立

女性の仕事の歴史探索

女性の仕事の歴史を振り返って、これからの働き方を創造しよう

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女性の働き方を考えるきっかけとなったのは、市役所の男女共同参画事業推進部でパートのお仕事を始めたことでした。そのお仕事の内容が、女性の社会進出に関する資料の整理で、そこに集められた資料を斜め読みしているうちに、女性の仕事の歴史に興味を持つようになりました。私自身、5年ほどOLをしたあと、寿退社して、出産、ようやく3歳になった子どもを保育園に預けて、再開した仕事がこのパートだったのです。もし、そのとき子育てと仕事を両立できる環境にいれば、今も退職せずに仕事を続けていたかもしれないと考えてみたり、これからまさに子育てと両立できるフルタイムの仕事を探そうと考えてみたり、このパートのお仕事は刺激的なのです。もっと勉強をして、女性の仕事について発信していきたいと思っています。

仕事と子育てを両立してきた女性の歴史

仕事と子育てを両立してきた女性の歴史

「仕事をとるのか?子供をとるのか?」現代女性にとっての最大の悩み事と言えば「仕事と子育ての両立」でしょう。一昔前までは、専業主婦という言葉があるくらい、「女性は家庭を守り、男性は外で仕事をする」ことが常識のように求められていました。しかし、現在では共働きは当たり前。男女の区別なく外で働き、子育てもします。「イクメン(育児を積極的に行う男性や育児を楽しんで行う男性のことを呼ぶ)」なんて言葉ができるほど男性も子育てに積極的で、女性が「仕事と子育て」を両立できる環境が整いつつあります。このように女性が外で働くようになった背景には、様々な歴史が存在します。

女性の仕事の変遷

女性は昔から家事や育児をしながら、その家の農作業などに従事し、家を守ってきました。しかし、それは明治、大正、昭和と、時代が進むと共に変化していくことになります。
戦争や、工場産業の増加、タイプライターの普及などにより、徐々に女性の社会進出が進み、男女平等が求められるようになっていきました。そして、高度経済成長の頃には、忙しく外で仕事をする男性に対して、女性は家事や育児などに専念する専業主婦になるか、キャリアウーマンとして男性と肩を並べて仕事をするか二極化されました。

子育ての変遷

しかし、近年は景気の悪化や晩婚化、ライフスタイルの変化などに伴い、「仕事と子育て」を両立する女性が増えています。国もその後押しを始めています。子育てについては、古代の日本は通い婚であったため、女性とその家族が育てていました。その後時代は移り、女性は男性と結婚してその家に入ることになります。女性は家の仕事を手伝いながら家を守り、家事や育児をこなすことに。戦後、家制度の崩壊と共に、考え方や価値観の変化などが急激に進み、子育ては女性だけがするのではなく、男性の参加を求められるようになっていきました。

仕事と子育ての両立をしてきた歴史上の女性

このような歴史の中で、仕事と子育てに奮闘してきた女性たちがいます。小説家の「平塚らいてう」は、従来の結婚制度や家制度をよしとせず、2人の子供を私生児として育て、婦人参政権や、女性の権利獲得に奔走していました。また、歌人「与謝野晶子」も、多くの子供を育てながら、精力的に仕事をこなし、女性の自立を求める評論活動などを行っていました。まだ女性の地位が低く、働く女性への風当たりも強い時代であるにも関わらず、彼女たちは自らの信念を貫き、「仕事と子育て」を両立していたのです。
そしてこれからも時代は刻々と変化していきます。自分らしい仕事のスタイル、自分らしい子育ての方法、それらをもう一度考える時期に来ているのかもしれません。